関税について

個人輸入した場合の関税額、関税率についての説明をしていきたいと思います。

税関を通過する際にかかる費用として下記の3種類が有ります。
こちらの3種類について解説していきたいと思います。

  • ・関税
  • ・消費税
  • ・税関手数料

関税

関税は個人輸入した場合の課税対象は商品価格の60%になります。

関税率は商品や素材により変わってくるのですが、
通常、洋服やバッグなどで0%〜12%、革靴の場合は30%か4,300円の高い方がかかります。

また、商品の課税対象額(商品価格×60%)の合計が10,000円以下の場合には(商品価格+送料)免税になり課税されません。
※但し、靴や革製のバッグなどは免税対象になりません。

商品毎の税率は下記ページをご参照ください。
http://www.customs.go.jp/tariff/

※2019年2月より日EU経済連携協定(EPA)により、EUからの輸入に対して(EU原産のもの)関税の撤廃及び削減が施工されます。

消費税

消費税は海外のサイトで購入したものでも日本の消費税がかかります。
消費税は課税対象額にかかるので、商品価格のの60%にかかります。

税関手数料

荷物が課税対象の場合には税関手数料がかかります。
税関手数料は一つの荷物につき200円かかります。

以上を踏まえた関税の計算式は下記になります。

関税計算式
商品価格×60%×(関税率+消費税率)+通関手数料=支払う金額

関税についての詳しい内容は税関のサイトをご参照ください。
http://www.customs.go.jp/shiryo/kanzei_shikumi.htm

関税については、配送方法などによってもかかりやすい場合やかかりにくい場合がございます。
私の経験ではUSPSなどの国の郵便局が運営している配送方法はほとんど関税がかかりません。
(靴や高額商品の場合はかかりやすいですが・・)
UPSやヤマト、DHL、Fedexはほぼ100%関税がかかるようです。
あくまでも私の経験上ですので、ご参考程度にとどめておいてください。
基本的には関税はかかるものと思っていただければと思います。

通販ショップによっては決済時に関税が含まれているサイトもございます。
関税が含まれているかにつきましては、海外通販ショップ一覧よりご確認下さい。